見た目ではなかなか分からない部分

塗装工事の費用は施工する業者によってバラバラな場合も多く、何が適正なのか判断することが難しいのが現実です。 しかし、その内訳をある程度知っておけば適正かどうかも判断できます。

「塗料・養生などの資材代」・・・20%
「足場代」・・・20%
「塗装職人の技術料(人件費)」・・・30%
「リフォーム会社などの営業経費」・・・30%

以上が、だいたいの内訳と目安の数字です。
見積り金額で注意する箇所は、「塗料の種類」と「重ね塗りの回数」を見積りに入れてあるかどうか?です。 入れていない場合は要注意です。
塗料の種類と塗る回数で金額も変わります。
また、塗料の水増しや工程を省く「手抜き」など素人には見抜けない裏技があります。 ですから、極端に金額が安い場合や大幅値下げで契約を迫る業者は要注意です。
塗り替えしてすぐは、きれいに見えます。
しかし、塗装職人の技術がハッキリと出るのが約5~10年後になってからなのです。 重ね塗りの工程を省いたり、適正な塗料を使わなかったりなどコストを削ると約2~3年程で綻びが出る場合があります。

見た目ではなかなか分からない部分ですが、金額だけで判断してしまい、後々さらにコストが掛かってしまうという事態だけは避けたいですね!

信頼できる塗装業者とは?

塗装リフォーム工事は、外観を見ただけで塗装の劣化が分かるため、営業活動が行いやすいリフォームです。
そのため、参入する業者も多く、顧客獲得競争も激しいため、トラブルも絶えないのも現実です。
一度、塗り替え工事が決まると工事費用が数百万円に上ることもあるため、巧妙な営業手法で近付く業者も少なくありません。

「この近くで塗り替え工事をやってます、お宅もそろそろ・・・」

「この地域で、新しい塗料のモニターになって頂けるお客様を5件探しております。残り2件ですので、いかがですか?」

「毎月3件の塗り替え工事を募集しております、今月は特別に38万円の割引を実施してます。来月から割引が15万円になりますので、この機会にいかがですか?」

など、上記のセールストークは、後々トラブルに発展してしまった訪問セールスマンの常套句です。
一見するとグラッと来る魅力的なトークですが、必ず裏があります。
絶対に即決は避けて、その業者の実績や職人の技術が確かなものかどうか確認しましょう。

アドバイスポイント

優良な塗装業者と分かる、5つのチェックポイント

これまでに数回の塗り替え工事を経験して来たお客様のアンケートで、客観的な視点から判断できる5つのチェックポイントをご紹介します。
「一度、業者とのトラブルに巻き込まれた経験があり、もう二度と失敗したくない!」という、悲痛な声を頂きました。

1.完成後のイメージをカラーシュミレーションソフトなどを使って提案してくれる業者

2.見積り内容が素人にも分かり易く説明してくれて、過剰な値引きで即決の契約を迫って来ない業者

3.工事に入る段階で、ご近所の方への配慮もしてくれたり、職人の人当りがとても良い業者

4.工事の日程に余裕を持たせて、各工程の説明をしてくれる業者

5.記録写真(施工前と施工後)を撮影してくれて、記録を残してくれる業者

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