お好みのイメージで施工OK

外壁塗装では、吹付け塗装などにより模様やパターンがお好みのイメージで施工してもらえます。
外壁のリフォームでは、色だけでなく模様などでも雰囲気を大幅に変えることが可能です。最近では、塗料の進歩などで塗る回数も少なく手軽に出来るようになりました。
また、例えば「波模様」など塗装面の表情を変える特殊なローラーもありますので、熟練の職人であれば何度かの下塗りと厚塗りで斬新な仕上げも可能です。
塗装リフォームで住まい全体の雰囲気を変えたい場合は、塗装職人の技を引き出しつつ全体のイメージを構想することも楽しんでください。

下地調整が塗装の出来栄えを決める

下地調整は仕上がりを大きく左右する重要な作業です!

塗装工事の工程で、下塗り作業前にヒビ割れや損傷部を補修する「下地調整」があります。
この工程は仕上がりを美しくするだけではなく、雨漏りを防ぐなどの効果もある重要な作業です。
大きなヒビ割れや傷がある場合は、その箇所にシーリングや専用のパテ、樹脂モルタルなどを塗り表面がきれいに平らになるように処理します。
また、古い塗料を剥がしたり、表面を目の粗いサンドペーパーであらし塗料のノリを良くする「ケレン」と呼ぶ作業もあります。
特に、東日本大震災後では目で見ただけでは気が付かない損傷もありますから、工事前にはじっくりと確認することをお薦めします。

アドバイスポイント

プロの仕事はヒビ割れの処理で分ります。

築年数の古い住まいの場合ではモルタルの壁に筋状のヒビ割れが入りやすくなります。
これらは放置すると雨水が徐々に入り込み腐食したり、損傷が大きく広がってしまう可能性があります。
ヒビ割れの処理は、上からシーリング材を塗るだけも多いですが、後々広がってしまう可能性がある箇所には、ヒビ割れに沿って充分な深さと幅を作る「Vカット」加工をして、シーリング材を塗り込む作業も行います。
またシーリング材の密着性を良くするためにプライマーと呼ばれる接着剤を塗る作業を追加する場合もあります。
工程は増えても、完成後に見えない部分にこそ特に丁寧な作業を行うのがプロの塗装職人なのです。

下塗り作業は重要です!

本塗り作業に入る前の下塗り作業は、仕上がりの美しさと長持ちにも影響を与える重要な工程です。
お化粧でもローションやファンデーションが欠かせないのと同じで塗装工事も下塗りが欠かせません。
下塗り作業は、本塗りでの塗料の密着を良くし、塗装のムラを防ぐためにシーラーと呼ばれる塗料を塗る作業になります。
しかし、中には下塗り作業そのものを省略したり手抜きをする業者も存在しますので注意が必要です。
手抜きをされてしまうと、ヒビ割れが早く出てしまったり、塗り替えサイクルが短くなってしまうなどトラブルの原因です。
これらのトラブルを防ぐために、それぞれの工程を写真で説明してくれたり、実際に確認させてくれる業者が安心です。

アドバイスポイント

上塗り2回は常識です。

下塗り作業の次に行う上塗り作業は、より強く美しく仕上げるために同じ塗料を2回重ねて塗るのが基本です。
ここで確認しておきたいのが、塗料の濃さです。
塗料を決められた濃さに希釈して、1回目が十分に乾燥した時点で2回目を塗ることで、その塗料の持つ耐久性などの機能を充分に発揮出来るようになります。
塗料の希釈や、色を作る「調色」という作業が出来ることはプロの塗装職人の証明です。
決して安い金額ではない塗り替え工事です、ぜひプロの塗装職人に施工して貰いましょう!

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