(一社)日本住宅塗装協会の設立10周年のアニバーサリー・塗装ボランティアとしてスタートした
茨城空港公園 航空広場のF-4ファントム2機のボランティア塗装

RF-4EJ偵察機の洗浄とコーションマークのマスキングが2022年3月24日に終了。
ここから悪天候が続いておりましたが天候が回復した3月25・26日に「下地処理&錆止め」工程を行いました。

まずは施工時の写真をご紹介します。

 

下地処理は、塗料が機体にキレイに密着するために目荒らしを行います。
もともと表面が劣化していたので、軽く全体をケレンして完了。

続いて、錆止め塗料の工程へ
RF-4EJ偵察機は「迷彩機」ですので、迷彩柄のカラーが錆止め塗料のグレーで分からなくなってしまうことが懸念されました。
そこで、迷彩柄別に錆止め塗料も別の色を使用し、入念に錆止めを行いました。

迷彩柄の境目には特に気を使い手間も掛かりましたが、綺麗に錆止め塗装の工程も終了。

見学する方の一部には「色が違う!緑色だろ!」とご指摘を頂く場面もございましたが、
「錆止め塗装」のお話をさせて頂き、ご理解頂きました。
一見すると隣のF-4EJ改と同じに見えてしまうので、仕方が無いかもしれませんね!
しかし、それだけ注目を頂いているということで、こちらも作業に力が入ります。

 

続いて、3月29日に「下塗り&上塗り」工程へ進みました。

 

迷彩柄ですので各色を分担し、色の境界に注意を払って色を入れて行きます。
午前中は下塗り、そして午後は上塗りと2回仕上げで塗りましたので、色に深みが出て耐久性・耐候性も出ます。

やはり、迷彩機は色が入ると全体のイメージが出て気分も盛り上がって来ました!

同時に、細部の塗装も少しづつ進めて行きます。

 

次は、RF-4EJ偵察機の外観で重要なポイントである「ボカシ塗装」へ進みます。

ご期待ください。

 

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